新鑑真号の二等室(洋室)にて、神戸から上海へと向かいました。正直なところ、寝る時間以外にはほとんど室内には居ませんでしたが、室内のベッドをはじめとした設備について、まとめてご紹介いたします。
いや本当に、パブリックスペースが快適すぎて、部屋にこもるような選択肢はありませんでした。
4台の二段ベッドが並ぶ二等洋室
新鑑真号の二等洋室には、左右に二段ベッドが並んでいます。手前の左右、奥の左右で、合わせて8つのベッドがあります。ベッドのサイズは、シングルベッドよりも狭いと思います。
ベッドを真横から見ると、こんな感じです。それぞれのベッドにはカーテンがあり、ゲストハウスのドミトリーのようなものです。日本国内のフェリーだと、もっとカプセルホテルのような装備のものもあるのですが、新鑑真号では旧タイプのベッドですね。
ベッドの装備
まず、各ベッドには1つずつハンガーがあります。ただ、このハンガーの高さは不十分なので、ジャケットなどを吊るすと下の方が曲がる感じでベッドにつきます。
ベッドのライトと小さな網棚
また、枕元にはライトがあります。ちょっと光が弱々しいですが、とりあえず各ベッドに1つずつライトがあります。あと、さらに弱々しいですが小さな小さな網棚があります。就寝時には貴重品などを置いておくのに便利です。あまり便利じゃないけど。
サンダル
各ベッドには1組ずつ、サンダルが置いてあります。ほとんどの乗客がこのサンダルを履いて、船内をウロウロしていました。素足で履くのには抵抗がありますし、看板に出る時などは寒いので、靴下を履いて使用していました。
映りの悪いテレビ
船内のロビーなどにある大型のテレビは、それなりの画質で見ることができるのですが、この室内のテレビに関してはザラザラとした画面のままで、全くクリアに映ることはありませんでした。
で、各ベッドには電源コンセントの差込口がありませんので、このテレビのコンセントを抜いて、スマホなどの充電のために使っていました。
船内設備などの説明書ファイル
入り口の脇にある黒いファイルには、船内の装備などの情報がプリントされた紙が何枚もファイリングされています。何気に役に立つ情報が多いですので、乗船したらスグにひと通りを読んでおくことをおすすめします。
客室はオーシャンビュー
新鑑真号の客室は全て、おそらくオーシャンビューです。各デッキの中央部分にトイレやシャワールームなどを配置して、船の外周に沿うように客室が設置されているためです。まぁ、どこからでもオーシャンビューなので、わざわざ室内から海を眺めることもありませんが、目を覚ましてすぐに海の様子を確認できるのは、とても安心感があります。
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