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上海へと向かう新鑑真号の乗船手続きの流れをご紹介します。基本的には国内運航のフェリーと大差はありませんが、国際フェリーなので少し勝手が違います。
なお、新鑑真号は隔週で大阪南港と神戸ポートターミナルから出航していますが、ここでは神戸での乗船について書きます。
ポートライナーで神戸ポートターミナルへ
まず、神戸ポートターミナルまでは、三ノ宮からのポートライナー(高架鉄道)でアクセスするのが便利です。
通勤などにも使用されている路線のため、新鑑真号の乗船のために午前9時にポートターミナルに着こうとすると、ちょっとした混雑にぶつかります。時間の余裕をもって出掛けてください。
神戸ポートターミナル
ポートライナー「ポートターミナル駅」で降りて、案内板などを見ながら進むと、すぐにターミナル建物の玄関に到着します。
ほとんど人がいないので違う場所に来てしまったのではないかと不安に感じたら、まさにそこが神戸ポートターミナルの入り口です。
エレベーターで1階に降りる
駅からポートターミナルに入った場所は、建物の3階です。新鑑真号の乗船受付カウンターは1階ですので、エレベーターを使って降りてください。
エスカレーターもあるんですが、なんだか分かりにくい構造のため、エレベーター利用をおすすめします。
新鑑真号の乗船受付カウンターへ
1階に降りると開いているカウンターがひとつしかありませんでした。新鑑真号を運航させている日中国際フェリーのカウンターです。
もしかしたら今後、他のフェリー会社がカウンターを設置する可能性がありますが、決して広いスペースではありませんので、すぐに見つかるはずです。
乗船代金、燃油サーチャージ、税金を払う
新鑑真号ではオンラインの乗船手続きの際に支払いを行いませんので、このカウンターで乗船代金と燃油サーチャージを支払います。
あと、日本政府が「日本を出ていく人には課税する!」とかいう訳の分からないことを2019年3月から言い始めたので、国際観光旅客税というものも渋々ながら支払います。
乗船チケットが発券
このような流れで、あっさりと国際フェリーの乗船チケットが発券されます。
体温測定
乗船代金などの支払い後、9時45分ごろからカウンターのすぐ隣で体温測定があります。船にも搭乗される船医さんが全ての乗客の体温を順番に測ります。
安全な航海のため、37度以上の熱があった場合には乗船できませんので、航海前から体調管理をしっかりしておきましょう。
出国手続き(2階)
出国手続きは、ひとつフロアを上がって2階で行います。それなりの行列ができているはずなので、すぐに場所は分かります。
空港の出国手続きと異なる点としては、渡航目的や期間などを質問されます。雑談のように聞かれますが、一応は本当のことを答えるようにしましょう。
いざ乗船!
本来であれば出国手続きのあとに荷物検査があるはずなんですが、検査場所には誰もおらず検査なしでの乗船でした。
ということで、このチューブを抜けると、そこは新鑑真号の甲板です。
船内に入るとまずはカウンターに行って、部屋の割り当てを受けます。割り当てられた部屋までは船員の方が案内していただけますので、後ろをついていきましょう。
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