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中国国鉄の硬座はカオスだけど楽しい!上海駅の出発動画も

中国
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上海から次に向かった先は、中国の内陸部にあって発展目覚ましいと噂の合肥(ホーフェイ)です。

中国国鉄の座席クラスのなかでも最も下のクラスである硬座での移動でした。まぁまぁカオスだった硬座の列車旅の模様をお届けします。

各車両ごとに切符の確認がある

硬座は最下級の座席クラスではありますが、ちゃんと指定席です。ですから、それぞれの乗客の切符には、車両と座席が記載されています。

車両への乗り込み時には、切符を確認されます。(各車両ごとに係りの人を配置しているのが凄い)

深夜発の列車はゆっくりと上海を出発

中国国鉄、上海駅の出発車窓

定刻から2分ほど遅れて、列車はゆっくりと動き始めました。すでに近代化されている上海駅にはノスタルジックな趣きはありませんが、新たな旅の始まりというのはワクワクするものです。

まぁ、こんな落ち着いた車窓とは相反して、車内は既にカオス状態なんですけど。

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各自の荷物が多くて網棚の取り合い

これは座席クラスにはあまり関係がないのですが、中国の列車では乗客1人あたりの荷物の量がやたら多いです。

このため、乗客は出来る限り早めに乗車して、網棚に荷物を乗せなければなりません。出発ギリギリに乗車しても席は確保されていますが網棚に荷物が乗せれなくなります。

深夜便でも背もたれは倒れない硬座

硬座という名前から、木や鉄で出来た座席を想像されるかもしれませんが、現在の中国国鉄の硬座では最低限のクッション性のある素材で出来た座席です。

では、なにが”硬”なのかと言うと、背もたれが1ミリたりとも倒れないのです。車両の両側に、2列と3列のボックス席があり、全くリクライニングしない座席に満員の乗客が乗ります。

向かい合った状態で、最低限のシートピッチなので目の前の乗客と足がぶつかりまくりますし、座ったままで寝るので隣の乗客が倒れかかってくることもしばしば。

各ボックスにテーブルがありゴミ箱もある

それぞれ6人あるいは4人ごとのボックス席には、小さなテーブルが設置されています。そして、テーブルの上にはシルバーのトレイがあり、ゴミ箱(ゴミトレイ?)として使用されています。

このゴミ箱がやっかいで、写真のようにカップラーメンの食べたあとのゴミなど、どう見てもサイズ的に合ってないゴミも捨てられます。そして、めっちゃ汚い捨てられ方をします。

1時間おきくらいに車掌さんがゴミの回収に来てくれるんですが、10分おきにきて欲しいくらいにはゴミが大量に出ます。

列車の走行中もタバコは吸い放題

これは本当に謎なルールなんですけど、中国国鉄では駅構内を完全禁煙にしている一方で、ローカル路線の車内ではタバコが吸い放題です。

もちろん座席では吸えないのですが、車両の連結部分に灰皿が設置されていて、連結部分の扉が開けっぱなしなので車内にもタバコの煙が流れ込みます。

中国国鉄の硬座のまとめ

ってことで、最後に中国国鉄の硬座についての情報をまとめます。

  • 早く乗らないと網棚がいっぱい
  • 硬座の背もたれは一切倒れない
  • 座席は全てボックス席
  • テーブルの上のゴミ箱に注意
  • 車内はタバコの煙で満ち溢れる

まぁ、あまり良いところはありませんが、何というか昔ながらの中国の列車の雰囲気を今に残している硬座は、なんだかんだで楽しめる空間ですよ。