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上海の街を移動するには地下鉄が便利です。都市別の地下鉄の線路の長さランキングで世界一の上海ですから、上手く乗りこなせば、かなり郊外までも地下鉄だけで行けます。
慣れている人には簡単だけど、不慣れだと何気に苦労する上海地下鉄の乗り方まとめです。
ちなみに、上海地下鉄にもSuicaカードのようなものがあり、そのカードの購入方法は別記事に書いています。
上海地下鉄の券売機で切符を買う
上海地下鉄の券売機そのものは、かなりデカいので見つけるのには苦労しません。地下鉄駅の改札口から周りを見渡せば、だいたいすぐに見つかります。
券売機はタッチパネル
券売機の画面はタッチパネル式なので便利なんですが、最初に表示されている路線図を直接タッチしても反応してくれません。
まずは画面下部にある路線番号をタップして、路線別の画面に切り替えます。
路線別の画面
上海地下鉄の地下鉄は17号線までありますので、自分の目指す駅が何号線であるかは事前に調べておいた方が良いです。
最初の画面には全ての駅名が表示されていないので、乗るべき路線が分からない場合には、ひとつひとつ路線ごとの画面を開いて、駅名をチェックする必要があります。
で、駅名を見つけたら、そこをタップします。
料金の精算画面(金額表示)
駅名を押すと金額が載っている画面に切り替わります。複数名分のキップを買う場合には、右側のところで人数を選びます。
ちなみにここで注意事項なんですが、駅によって券売機が受け付けてくれる中国元札の金額に違いがあります。この画面の場合には、5元札や10元札、20元札、50元札までは問題ありませんが、わりと頻繁に手にする100元札が使えません。
中国に限らずですが、海外では少額の紙幣を出来るだけ確保しておくように心掛けましょう。
上海地下鉄のキップ
切符と言っても、昔ながらの細長いやつやトークンなどではなく、上海地下鉄ではカード式です。
改札に入るときにはタップして通過、改札を出るときにはカードを挿入します。
上海地下鉄のホーム
上海地下鉄のホームは、かなりコンパクトで分かりやすい案内がされています。ホームドアも設置されていて安全にも配慮されています。
行き先を確認
今から乗る路線の全ての駅名が記載されていますので、目的の駅の方面に間違いがないか確認しましょう。
乗り換え駅を確認
網の目のように路線が交差している上海地下鉄では、上手く乗り換えしないと結構な時間のロスになります。
やはりホームなどの表示には乗り換え可能な路線情報などが記載されていますので、事前に確認しておきましょう。
乗り換え駅の案内は親切
そもそも日本の場合には路線ごとに「丸の内線」とか「東西線」とか「御堂筋線」とか名前が付けられていて外国人には不便です。
なんだか味気ないですが、外国人にとっては上海のように番号だけの方が簡単で分かりやすいですね。各乗り換え駅には様々な形で、乗り換えする路線のホームへの案内が表示されています。
ってことで、特に注意事項も多くありませんので、ぜひ上海地下鉄に乗ってみてください。
ちなみに上海地下鉄のつり革は、なんか変な形で持ちづらいです。
以上です。