2018年から2019年の年越しは、タイ南部のランタ島で過ごしました。
日本で有名なタイのビーチリゾートと言えば「プーケット」ですが、プーケットよりもさらに少し南に位置するのがランタ島です。同じアンダマン海に面しているビーチリゾートであるランタ島について、その魅力をお伝えします。

ランタ島なんて聞いたことがないですね。

かなりマニアックな島だよね。

どんな島なんだろう。
ランタ島の場所と、バンコクからの行き方
Googleマップで確認いただければ分かりやすいですが、ランタ島はプーケットよりも少し南側にあります。ここ数年で徐々に人気が高まっているクラビと同じ県です。
今回は、バンコクの南バスターミナルから深夜バスに乗ってクラビバスターミナルまで行き、同じバスターミナルからロットゥ―(ミニバン)に乗ってランタ島へと向かいました。また、バンコクからは飛行機でクラビ国際空港まで行き、やはりロットゥ―に乗ってランタ島まで行く方法もあります。
バンコクからランタ島までの行き方
バンコク -[深夜バス]→クラビバスターミナル
バンコク -[飛行機]→クラビ国際空港
バスターミナル-[ミニバン]→ランタ島
クラビ国際空港-[ミニバン]→ランタ島
ちなみにミニバンは、クラビバスターミナルを出発して、クラビ国際空港を経由してからランタ島へと向かいます。バスターミナルにも空港にも、ミニバンの乗車受付カウンターがあり当日申し込みで乗車できます。
ランタ島観光の見どころ
ランタ島は決して大きな島ではありませんので、レンタルバイクなどを利用すれば2日ほどで島全体を周ることができます。
観光の見どころとしては、西側の2つのビーチと、東側のオールドタウン、そして最南端の灯台を挙げることができます。今回は西側のひとつのビーチに滞在し、レンタルバイクで東側のオールドタウンに行ってきましたので、ご紹介します。
クロンコンビーチ
ランタ島の西側には、ロングビーチとクロンコンビーチの2つがあり、クロンコンビーチの方が南にあります。約2キロのクロンコンビーチ沿いにはギッシリとホテルが並んでいます。ホテルから直接ビーチへと出ることができますがプライベートビーチではなく、どこでも自由に行き来できます。
そして、クロンコンビーチの魅力と言えば、なんと言っても夕日です。プーケットと同じアンダマン海に面しているビーチですので、水平線に沈む綺麗な夕日を見ることが出来ます。
クロンコンビーチ沿いのホテルでは、ビーチに向かってテラス席や座敷などを設置しており、ビールやコーラなどを飲みながら夕日を眺めることが出来ます。夕方5時過ぎごろからは夕日を待つ人々が部屋から出てきますので、混みあう時期にランタ島に行かれる方は、余裕を持ってビーチサイドに陣取るようにしてください。
オールドタウン
タイの南部地域には数百年前から中国の貿易船が頻繁に往来していました。その目的としては香辛料や海産物に加えて、ツバメの巣があります。ツバメの巣が採取できる島はランタ島よりもさらに南の方ですが、中国の貿易船のなかにはランタ島に立ち寄る船もあり、小さな貿易港として栄えたのがランタ島のオールドタウンです。
オールドタウンの中心部にあるロータリーからは、約300メートルの桟橋が海に向かって真っすぐに突き出しています。桟橋の先端まで行くと、オールドタウン全体を海側から眺めることが出来るのでおススメです。
この桟橋は2019年1月現在、まだ工事中でベンチなどを設置しているところでした。しばらくすると、もう少しゆっくりと落ち着ける場所になるはずです。
ランタ島のホテル
今回のランタ島滞在では1つのホテルにしか宿泊していませんが、とても良いホテルだったのでご紹介します。
ランタ ダラワディー リゾート www.agoda.comランタ島の西側、クロンコンビーチ沿いにある中級のリゾートホテルです。ビーチ側にはレストランがあり、朝から夕方すぎまで食事することが出来ます。また、隣接する敷地にはマッシュルームバーという名前の怪しいバーがあり、西洋人を中心とした観光客で夜中まで賑わっています。
ホテルの部屋の窓は一応、海側の方を向いていましたが、窓の外にヤシの木があり、その先にプールがあり、さらにバーの建物があり、ビーチがあるような状態なので、部屋からは海を見ることは出来ませんでした。おそらく全ての部屋が海が見えない構造だと思います。
十分に広い部屋なのでスーツケースを大きく広げることが出来ますし、海で使用した海パンなどを洗ったらバルコニーに干しておくことが出来ます。ヤシの実ビューのバルコニーですが、それなりの広さがあり落ち着いてタバコが吸えます。
シャワー&トイレも決して汚いわけでもないですが、水圧が限界まで弱々しくなることがありました。フロントのスタッフに伝えると、しばらくして水圧が復活するのですが、それがどういう仕組みなのかは分かりません。
このホテルの良いところの1つがロケーションで、クロンコンビーチのちょうど真ん中あたりにあります。このため、ビーチ沿いの国道に並んでいるレストランへのアクセスが良いです。あまりビーチの端の方にホテルを取ると、食事に困るので注意してください。
ランタ島のおすすめレストラン
島全体がビーチリゾートとしての観光産業で栄えているランタ島では、島のあちこちにレストランが点在しており、食事に困ることはありません。さすがに元旦には休んでいる店もチラホラとありましたが、それでも十分に選べるほどレストランが営業中でした。
レストランに関しては、滞在中に行った全ての店舗についてローカルガイドとしてGoogleマップにレビューを書いていますので、おすすめの店舗へのリンクを掲載します。リンク先にてレビューの全文と写真、位置情報などが確認できます。
クロンコンビーチ周辺のレストラン
クロンコンビーチ周辺のカフェ
オールドタウンのレストラン
オールドタウンのカフェ
【動画】ランタ島に行ってきました
CAPLARITYのYouTubeチャンネルでも、ランタ島に関する話題を話している回がありますので、ご紹介します。
ランタ島の観光に関するまとめと注意事項
ランタ島において犯罪などに巻き込まれることはありませんでしたし、深夜の外出についても特に危険を感じる場面にも遭遇しませんでした。観光地でのバイクのレンタルでは頻繁にトラブルが発生するものですが、ランタ島では全く問題なかったです。
ただ1つ、ランタ島に行く前にみなさんに覚悟しておいて欲しいことは、とくかく食事の提供までの時間が遅いこと。Googleマップのレビューにも随所に書いておりますが、本当にシャレにならないくらい遅いです。腹が減っていたことを忘れる程度に遅いです。
海もそれなりに綺麗ですし、食事は決して高くないですし、アイランドホッピング(島巡り)ツアーなどのオプションも充実したリゾート地です。この記事が、いつかランタ島に出掛けられる方の参考になりましたら幸いです。
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