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モスクワの街を歩きながら発見したキリル文字の看板をテキトーに紹介する「キリル文字の看板シリーズ」の第三回は、РЕСТОРАНです。
これも、定番と言えば、すごく定番ですね。
РЕСТОРАН を解体してみる
Р は、英語の「P」ではありません。「R」です。
Е は、そのまま英語の「E」です。
С は、頻出ですが間違いやすいキリル文字で、英語の「S」に相当します。
Тは、そのまま英語の「T」です。
Оは、そのまま英語の「O」です。
Рは、1文字目と同じく英語の「R」です。
А は、そのまま英語の「A」です。
Н は、これもくせ者です。英語の「H」ではなく「N」を表します。
英語にも同じ形の文字があるんだけど、全く違う読み方をするキリル文字が大量に含まれているために、ひとつひとつを頭のなかで変換していかねばなりませんので、最初は結構大変です。
ということで、РЕСТОРАН は・・・
РЕСТОРАНは、英語のアルファベットに変換すると「RESTORAN」となりますので、ローマ字読みをすると分かる通り「レストラン」という意味です。
このレストランが普通に読めるようになる頃には、英単語を読むのに支障が出てきます。英語なのにキリル文字変換をしてしまって「あれ?」ってなったりします。
以上、第三回「キリル文字の看板を読もう!」でした。