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正直なところ、どういう営業形態のお店なのかが分からず仕舞いだったんですけど、バイカル湖畔(リストヴィヤンカ)にあるアリババというお店でバイカル湖に生息するシャケ科の魚オームリの薫製を食べました。
自由度の高い居酒屋という雰囲気のお店アリババをご紹介します。
市場の片隅で営業するアリババ
赤いジャケットのお兄さんが勢い良く客引きをしているお店がアリババです。
リストヴィヤンカには中国人の観光客が多いので、アリババという店名もあのアリババから取ったものだと思われます。
店内でドリンク販売、テーブルもある
店内に入ると、約15テーブルくらいが並んでいます。既に店内には5組ぐらいが入っていました。
そして、店の奥にはコンビニのようなドリンクの冷蔵ケースがあり、ソフトドリンクもビールも売っています。
まずはオームリを注文する
特にメニューはありませんが、店の男性スタッフに注文すると、どこかから食べ物を持ってきてくれます。この店に調理場があるわけでなく、外の店舗から買ってきている感じ。
バイカル湖に来たら食べなきゃいけないと言われている燻製されたオームリを注文します。(メニューがないので、これしか注文できない)
燻製されているので香ばしく、塩が強めの味付けなので、特に何もソースなど必要なく、美味しくいただきました。
ちなみに泳いでいるオームリは、バイカル湖博物館で見れます。

その他にも色々と注文する
ロシア各地には様々なビールがありますので飽きません。爽快感のあるあっさりめのビールが多くて、昼間から飲んでいても罪悪感がありません。(あっさりしてなくても特に罪悪感はないですけど)
こちらも燻製された魚です。オームリと同じくバイカル湖にしか生息していない魚のようです。塩味が強くて、少しかじるだけでビールが何杯かすすむような魚です。
これは、いわゆるケバブです。串刺しにされて焼かれた羊肉で、味付けは特にされていませんのでスパイシーなソースをつけていただきました。
お会計は1000ルーブル弱
特に贅沢なものを食べたわけでもありませんが、お会計は1000ルーブルで少し高いような気がしました。
とはいえ、観光地なので観光地価格であることを考慮すれば、暖かい店内で座って飲み食いが出来る値段としては決して高くありません。
ってことで、バイカル湖畔のアリババは、何とも営業形態が不明なお店でした。まぁ、たぶん観光客向けの居酒屋です。