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タワー2000は、モスクワ川の南岸(モスクワシティの対岸)にある34階建ての高層ビルです。
モスクワシティの超高層ビル群と比べると随分と見劣りする高さとデザインではありますが、モスクワ川に架かる歩道橋も持っていて、モスクワシティの玄関口といった雰囲気もあります。
タワー2000(Башня 2000)
この地域の再開発プロジェクトのひとつとして最初に建設されたのが、このタワー2000です。周辺にはロシアらしい古めかしいアパートメントばかりが並んでいますので、完成当時には「なんて凄いものが建ったんだ!」と注目されたはずなんですが、今となっては後ろの超高層ビル群があるために、いまいちパッとしない存在になっていて可哀想です。
タワー2000と超高層ビル群の間には、モスクワ川が流れています。
タワー2000から見るモスクワシティが綺麗
タワー2000の魅力は、なんと言ってもモスクワシティ(モスクワ国際ビジネスセンター)の超高層ビル群が綺麗に見れることです。観光客はタワー2000の内部には入れませんが、タワー隣の展望台から超高層ビル群を眺めることが出来ます。
周りには高い建物がなくて、ここだけ局地的に超高層ビルなので、かなり不思議な感じがします。個々の建物がカッコいいし。
モスクワ川に架かるバグラチオン歩道橋
タワー2000は、決して超高層ビルを眺めるためだけの存在ではありません。超高層ビルへとアクセスできる歩道橋も付いています。このモスクワ川に架かる歩道橋は、バグラチオン歩道橋という名前で、内部にはお土産店やカフェなどが入っています。